去る、8月8日(火)道後温泉で有名な愛媛県松山市にある愛媛県武道館に於いて、
「平成18年度全日本珠算選手権」が行 われました。
当日、会場には韓国から1名、ハワイから2名を含む7才〜56才までの
日本全国から選ばれた466名が集まり腕を競い合いました。
当学園からも、大阪府の代表として、宮澤拓之君(中学生代表)・景山沙耶香さん(小学生代表)
が出場しました。
9時30分、開会式の後緊迫した雰囲気の中、大会は始まりました。
第1競技は読上げ暗算!。桁数は5桁〜16桁を瞬時に計算します。
という事は・・・答えは17桁。一十百千万・億・兆・ 1京(けい)!?になります。
17個の数字を覚えるなんて凄いですよね。もちろん、頭の中ではソロバンの玉で答えが出てます。
第2競技は個人総合競技です。問題は珠算段検定と暗算段検定と同じ問題です。
検定では、珠算は7分で30問中28問正解、暗算は3分で40問中38問で
10段が取得できます。
が、 しか〜し全国大会では制限時間が検定の半分の珠算は3分30秒、
暗算は1分30秒です。日本一に決まった土屋選手は満点でした。
検定段位で言うと20段以上になるのでしょうか・・・。 (こんな段はありませんが)
第3競技は読上げ算。桁数は7桁〜16桁です。
問題を読上げる先生は凄いスピードで読んでいきます。聴こうと思っても聞き取れないほどの速さで。
選手達は、そのスピードに必死に食らい付くようにソロバンをおいていきます。
その指捌きといったら素晴らしいの一言です。
第4競技は「フラッシュ暗算」競技です。
最近テレビでもよく取り上げられている、テレビ画面に3桁の数字が「パッ・パッ ・パッ」と出るものです。大会では2.5秒の間に20個の数字が出る、超高速のフラッシュ暗算です。
読む事さえとても困難な問題を暗算でおいてゆきます。
机を小さく20回連打してみてください。そのスピ−ドが大体2〜3秒位では・・・。
第5競技は都市対抗戦です。
この競技は一般1名、中学生1名、小学生1名の合計得点で争われます。
問題は×算5問、÷算 5問、見取り算5問それぞれの答えの合計が正解して1点が取れます。
満点(3点)を取るためには100%の正解率でないといけません。
本当に1点取るのがとても難しい競技です。大阪チームは残念ながら決勝進出ならず。。。
入賞は果たせなかったものの、宮澤拓之くん・景山沙耶香さんは
厳しい練習を乗り越え最善を尽くし、本当によく頑張ってくれました( パチパチ)。
来年の全日本珠算選手権は広島で行われます。
また、当学園より代表選手が選出されるよう期待しております。
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